おはようございます。
今日は英語の発音について、僕が友達のアメリカ人から聞いたお話を共有します。
「できるだけきれいな発音で英語を話せるようになりたい」
というのは、英語学習者であればほとんど全員が思っていると思います。
ただ僕がロサンゼルスで1年間を仕事をして感じたのは、意外にもアメリカに移住している日本人の人たちの英語の発音はそれほどネイティブっぽくないという事でした。
多くの人が聞くだけでわかる明らかな日本人の発音でしゃべっていましたが、皆さんばっちり仕事をこなしていましたし、コミュニケーションに困っている様子もありませんでした。
✓世界の様々なアクセント
海外に行ったことがある人や英語学習をある程度つんだ人であれば分かると思いますが、世界には沢山のアクセントがあります。
同じアメリカでも、ロサンゼルスの人とニューヨークの人では結構違います。
良かったら時間があるときにハリウッドスターのインタビューなども見てみてください。
人によって発音の特徴が違っています。
これは多くの人が知っていることだと思いますが、イギリスやカナダ、オーストラリアでも発音は変わります。
それぞれの国のそれぞれの地域で発音は変わってくるのです。
何処の国にも、それぞれ発音に特徴があります。
メキシコ人も、スペイン人も、インド人も、中国人も、フランス人も、みんなそれぞれ英語の発音にアクセントがあります。
日本人のアクセントも、その一つに過ぎないという事はまず知っておいてもいいでしょう。
実際の所私たちが自分で思っているよりも、外国人はアクセントを気にしていないものです。
✓日本人は発音を気にしすぎ
僕が出会ったアメリカ人はみな、そこまで発音にこだわりすぎなくていいよと言ってくれました。
なぜなら、伝わるからです。
上述したように、世界中に特色あるアクセントがあります。
またどの国の人たちも、自分の国のアクセントを恥ずかしがることなく、堂々と話しています。
ですから日本人が独特なアクセントでしゃべっていたとしても、特に気にする人はいないのです。
とくに今の時代はグローバル化が進んでいるため、国際的なコミュニケーションの機会が増えています。
グループの会話になると色々な国の様々なアクセントが入り混じっていたりもします。
ですので、英語学習において発音の練習をすることはとても大切ですが、自分が話すときはそこに気を取られすぎないように気を付けましょう
✓日本人の英語発音の特徴
ある日、知り合いのアメリカ人に聞きました。
「日本人の発音って変だと思う?」
「なんで?」と返事が返ってきたので、自分の発音に自信が持てない事と、上手に発音できるようになりたいという事を伝えました。
するとまず言われたのは、そんなに気にしなくていいんじゃないか?という事でした。
ですがそれだと会話が進まないので、ちょっと食い下がって聞いてみたんです。
すると答えてくれました。
「そうだね。日本人の場合は全ての発音に母音を付けちゃうよね。」
それを聞いてもちょっとピンとこなかったのですが、詳しく聞いてみるとすなわちこういう事でした。
例えば「play」という単語があります。
これの発音は「pléɪ」です。
カタカナでは表現しづらいですが、要するにpはpで軽く「プっ」と発音すればいいとの事でした。
しかし日本人は、「PUlei」と発音してしまうといいます。すなわち、pの後にUはないはずなのに、Uのついた発音してしまうから、英語としては独特な音が出ているのです。
なるほど。日本語では50音全てが母音をベースに発音されるので、その癖が英語を話すときにも出てしまっているのだなと思いました。
この癖を直すにはなかなか時間がかかりそうですね。
結論、発音を改善するのはとてもいいことです。正しい発音を知らなければ上手く英語を聞きとることもできないので、発音の練習をすることは英語学習者にとって不可欠なものです。
一方で、自分が英語を話すときには、あまり気にしすぎない方が良いでしょう。
それよりも、きちんと相手の文意をくみ取って自分が伝えたい事を伝えきれるかに焦点をあててみると、少しは気持ちも楽に話すことが出来るようになるのではないでしょうか。
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