【言葉を覚える科学】第二言語習得理論について

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おはようございます。かチュー🐭です。

今日は言葉を覚える科学、第二言語習得研究について簡単にお伝えしていきます。

✓本日の内容

・第二言語習得研究
・言葉を覚える原則
・具体的な勉強法

英語を学ぶあなたへ

人間が言葉を覚えるプロセスは、大人と子供で違うという事を知っていますか?

言語習得には臨界期仮説というものがあります。すなわち、ある年齢を過ぎると子供のように言葉に触れているだけではスムーズに言語習得をできなくなってしまうんです。

現在の研究でははっきりとしていませんが、大体中学生くらいになると赤ちゃんと同じようには言葉を覚えることが出来なくなるといわれています。

すなわち、既に大人になってしまった人は、違う勉強法で学んでいかないといけないんです。

 

✓第二言語習得研究

第二言語習得研究は、文字通り、「第二言語を習得するための科学」です。

言葉を覚える科学、とでも言えるでしょう。

ある程度大人になった人(およそ中学生以上)は、先ほども述べたようにただ第二言語に触れているだけでは言葉を覚えることが出来ません。

きちんと人が第二の言語を覚えるプロセスを理解し、科学的に効果が認められた方法で勉強をしていくのが最も効率です。

第二言語習得理論は、20世紀半ばごろから本格的に研究がされるようになったといわれています。

まだまだ若い分野でもあるため、その理論体系にはまだまだ未発達なところもありますが、既に有用性の高い知見がたくさん発見されています。

現にRIZAP ENGLISH やPROGRIT、ENGLISH COMPANYといった英語スクールで取り入れられており、実際に成果も出ています。

 

✓第二言語を覚える原則

まず最もベーシックな理論の一つとして、習得学習仮説(Acquisition-Learning Hypothsis)というものがあります。

すなわち、言葉を「習得」すること「学習」することは違うということです。

第二言語をきちんと身につけるためには「習得」しなければなりません。「学習」だけをしていても一向に身に付かないという事を、まずは心得ましょう。

スムーズに言葉を習得できるのが、およそ小学生くらいまでと言われいます。とはいえ大人になってからもトレーニングを積むことで言葉を習得することは可能であるとも言われています。

嬉しい事実ですね。

また、第二言語習得においては、

インプットをしない限りはアウトプットはできません。

これは英語を覚える上で知っておくべき最も重要な原則と言えるでしょう。

すなわち、知らない言葉や文法、発音に関しては絶対にアウトプットできるようにはなりません。

またいくらネイティブの英語を聞いたり読んだりしても、わからない単語や文法、発音などをしっかりと押さえて身につけていかないと、英語力は向上しないのです。

あとは、繰り返すことがとても重要になります。

英語脳、すなわち英語の文章や音声をそのまま英語で理解する力は、繰り返し繰り返しの練習によって養われます。

丁度最初は難しかった自転車も、慣れれば無意識に操作することが出来るようになるのと同じです。

✓科学が実証した英語を覚える方法

まずはインプットを増やすことです。

最初は単語・文法・発音の英語を構成する最もベーシックな所から始めましょう。

このインプット量を増やすことは英語力アップに直結します。

リスニングやリーディングの学習をするときも、わからない単語や表現がないか、注意を凝らしましょう。

新しい知識をインプットできるというのは飛躍のチャンスそのものです。
まさに英語力が向上する瞬間ですので、ぜひ学習効率を何倍にも上げていって貰いたいなと思います。

また第二言語習得論では、アウトプット(スピーキングやライティング)することで英語力そのものが上がるという実証はあまりされていません

むしろ、インプットでしか第二言語の習得はできないという主張もあるくらいです。

もちろん、アウトプットの重要性を謳う理論もあるのですが、どうやら第二言語習得におけるアウトプットの役割は、自分の英語力の確認や新たにインプットするべき知識の明確化に役立つようです。

ですので、第二言語習得においても無論アウトプットは大切です。しかしその役割をきちんと押さえて、より効果の高い学習に結び付けましょう。

✓まとめ

・大人の英語を科学で覚えよう
・インプットしないとアウトプットはできない
・繰り返しの訓練によって英語脳は作られる

コメント

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