決定版!! グリット診断|やり抜く力を測る診断尺度

やり抜く力の理論

やり抜く英語コーチ、ひろあきです!

今日はやり抜く力(グリット)の診断方法について書いていきます。

グリットの診断方法についてしっかり書いているブログは

日本だとこれしかないんじゃないかな。(個人的)

 

前置きはいいから自分のグリット診断をしたい!!

という人はこちら↓↓から飛んでいってください!

これであなたのグリットがどのくらいなのか、分かっちゃいますよ〜〜(^^)

ある程度ちゃんと知りたい!

というあなたはそのまま読み進めていってください。

それではお楽しみに!↓↓

 

グリット(やり抜く力)こそが成功のカギ!?


世の中には、天才だの一流だのと言われる人がいますね。

・イチローさん、
・スティーブ・ジョブズさん、
・レディ・ガガさん、

など、どの分野でも突出した成果をあげる人たちは常にいらっしゃいます。

では、彼らが成功者と言われる由縁はどこにあるのでしょうか。

 

彼らの圧倒的なパフォーマンスを引き出しているものは、一体なんなのか・・

 

科学の世界でも、この問いは長年にわたり追求されてきました。

この問いに対して、非常に興味深い考えを提唱した心理学者がいます。

 

ペンシルベニア大学教授の、アンジェラダックワース博士です。

 

彼女はあらゆる分野で傑出した成果をあげるエキスパートたちを調査し、

一つの結論を導き出しました。

膨大なデータを調べ上げた結果、分かったこと、

天才と呼ばれる人たちが凡人と比べて圧倒的に持ち合わせていたものは、

才能ではありませんでした。

見た目の良さや、

IQなどでもなかったのです。

 

それは、グリット(やり抜く力)でした。

 

グリットは、

長期的目標に対する粘り強さと情熱

と定義されるものです。

 

グリットは、ダックワース博士が2007年に成功との密接な関わりを主張して以来、

アメリカを中心に様々な研究が行われて世の中に広まっていきました。

 

定義にもある通り、グリットのポイントは以下の3つです。

  • 情熱(興味の一貫性)
  • 粘り強さ(努力の粘り強さ)
  • 長期的目標

 

現在では僕も、

「人々のグリット(やり抜く力)を高める」

という理念をもとに活動していますが、

今回はグリットの診断方法を紹介していきます。

 

 

グリットは診断可能なのか?


そもそも、

グリット(やり抜く力)なんていう抽象的なものを数字に表すことなんて出来るんかいな!?

って思ったりはしませんか?

 

これについては、一応できると思ってください。

 

グリットの診断方法については、科学の世界でも結構大きな課題になっているところですが、

一般的には5段階のアンケートに答えることでグリットの診断は行われてきました。

ちょうど性格診断みたいな感じですね(笑)

 

ということで、グリットの診断方法をいくつか紹介していきます。

それぞれの方法について長所や短所なども一緒にまとめていきますね。

あなたのグリットは一体どれくらいなのでしょうか〜^^

 

 

一般的なグリットの診断方法


先にも書きましたが、

今日において最も広く使用されているグリット診断の方法は、

5段階の質問に答えていくアンケート方式です。

 

オリジナルのグリット診断尺度(英語)


世界で一番最初のグリット診断は、

ダックワース博士が2007年に発表した論文で開発されました。

このグリット診断では、

情熱を示す6項目の質問と、

粘り強さを示す6項目の質問の

計12項目で作成されました。

 

回答する人は、各質問に対して

  1. 全く当てはまらない
  2. 当てはまらない
  3. やや当てはまる
  4. 当てはまる
  5. 非常に当てはまる

の5段階で回答をします。

12項目の平均値が、あなたのグリット診断の結果です。

 

以下がその原物です。(日本語版はその次に示してあります)

英語が得意だぞ!

という方はチャレンジしてみてくださいね^^ (ムーリー!という方はそのままスキップして下へ!)

ダックワース博士が2007年に開発した最初のグリット診断(論文に記載されている順)

情熱(興味の一貫性)
グリットのポイント:(5) 全く当てはまらない〜 (1) 非常に当てはまる

  1. I often set a goal but later choose to pursue a different one. 
    (5) Not at all like me
    (4) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (2) Mostly like me
    (1) Very much like me
  2. New ideas and new projects sometimes distract me from previous ones. 
    (5) Not at all like me
    (4) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (2) Mostly like me
    (1) Very much like me
  3. I become interested in new pursuits every few months. 
    (5) Not at all like me
    (4) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (2) Mostly like me
    (1) Very much like me
  4. My interests change from year to year. 
    (5) Not at all like me
    (4) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (2) Mostly like me
    (1) Very much like me
  5. I have been obsessed with a certain idea or project for a short time but later lost interest. 
    (5) Not at all like me
    (4) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (2) Mostly like me
    (1) Very much like me
  6. I have difficulty maintaining my focus on projects that take more than a few months to complete. 
    (5) Not at all like me
    (4) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (2) Mostly like me
    (1) Very much like me

粘り強さ(努力の粘り強さ)
グリットのポイント:(1) 全く当てはまらない〜 (5) 非常に当てはまる

  1. I have achieved a goal that took years of work.
    (1) Not at all like me
    (2) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (4) Mostly like me
    (5) Very much like me
  2. I have overcome setbacks to conquer an important challenge. 
    (1) Not at all like me
    (2) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (4) Mostly like me
    (5) Very much like me
  3. I finish whatever I begin. 
    (1) Not at all like me
    (2) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (4) Mostly like me
    (5) Very much like me
  4. Setbacks don’t discourage me. 
    (1) Not at all like me
    (2) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (4) Mostly like me
    (5) Very much like me
  5. I am a hard worker. 
    (1) Not at all like me
    (2) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (4) Mostly like me
    (5) Very much like me
  6. I am diligent. 
    (1) Not at all like me
    (2) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (4) Mostly like me
    (5) Very much like me

 

やっぱり英語じゃ答えられねええよ!!!!

 

って感じですよね。

安心してくだあさい!

ちゃんと日本語版も用意してあります。

それでは、あなたのグリットを診断してみましょう!

 

オリジナルのグリット診断尺度(日本語)


上記で紹介したオリジナルグリット診断は、

2019年に関西福祉科学大学の竹橋先生他の研究によって、日本語版が作られました。

 

他にも日本語版のグリット診断を作ろうと試みている研究はいくつかありますが、

僕が見た中では竹橋先生が作成したものが最も正当かつ信頼性が高いものだと思いますので、

今回はこちらのグリット診断を紹介します。

 

ちなみにこのグリット診断はダックワース博士からも許可を得た上で作成され、

科学的な正当性と妥当性が実証されたものです。

 

オリジナルグリット尺度の日本語版ですから、測り方は原物と同じです。

回答する人は、各質問に対して

  1. 全く当てはまらない
  2. 当てはまらない
  3. やや当てはまる
  4. 当てはまる
  5. 非常に当てはまる

の5段階で回答をし、

12項目の平均値が、あなたのグリット診断の結果となります。

 

それでは、あなたのグリットを診断してみてください!

それぞれの質問に答える際は、

あまり考え込みすぎず、直感的にお答えくださいね^^

竹橋他(2019)が作成した日本語版グリット診断(論文に記載されている順)

情熱(興味の一貫性)

  1. 新しいアイディアや計画によって、それまで取り組んでいたことから注意がそれることがある
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  2. あるアイディアや計画に一時的に夢中になっても、あとで興味を失うことがある
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  3. 数ヶ月以上かかるような計画に集中して取り組み続けることは難しい
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  4. 私の興味は年々変わる
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  5. 目標を決めても、後から変えてしまうことがよくある
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  6. 数ヶ月ごとに新しい活動への興味がわいてくる
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる

粘り強さ(努力の粘り強さ)

  1. 私は精魂傾けてものごとに取り組む
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  2. 重要な試練に打ち勝つため、困難を乗り越えてきた
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  3. 数年にわたる努力を要する目標を達成したことがある
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  4. 私は頑張り屋だ
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  5. 始めたことは、どんなことでも最後までやりとげる
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  6. 困難があっても、私はやる気を失わない
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる

 

いかがでしたか?

回答を終えたら、12項目それぞれのポイントを合計して12で割ってみてください。

その値が、あなたのグリット値となります。

あなたのグリットが一般的に高いのか低いのかについてはこちらをご覧ください。

 

日本で最も広く使用されているグリット診断


ここまでは科学的実証で使用されてきたグリット診断を紹介してきました。

しかし実は、日本で最も広く使用されているグリット診断は別のものなんです。

 

あなたは、グリットの本を読んだことはありますか?

ダックワース博士が2016年に執筆して日本でも出版され、

日本でもかなり話題になりました。

 

ダックワース博士はこの本の中でもグリットの診断尺度を記載しています。

ただ、こちらの本は別の方が翻訳されたことも関係しており、

日本語版では上述の竹橋他 (2019) が作成したグリット診断尺度とは若干言い回しが異なっているのです。

 

僕の人生に大きく影響した本です。読んでみてくださいね^^

 

また、こちらで使用されているグリット診断では10項目に省略されています。

 

一般大衆向けに翻訳されたこの本に記載されているグリット診断尺度は、

様々なブログやサイトでも取り上げられているので、

おそらく日本では最も広く使われているものと考えられます。

 

ちょっと目を通してみてください。

日本で最も広く使用されているグリット診断(グリットの本に記載されている順)

奇数の質問:情熱(興味の一貫性)
偶数の質問:粘り強さ(努力の粘り強さ)

  1. 新しいアイディアやプロジェクトが出てくると、ついそちらに気を取られてしまう。
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  2. 私は挫折をしてもめげない。簡単には諦めない。
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  3. 目標を設定しても、すぐべつの目標に乗り換えることが多い。
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  4. 私は努力家だ。
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  5. 達成まで何カ月もかかることに、ずっと集中して取り組むことがなかなかできない。
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  6. いちど始めたことは、必ずやりとげる。
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  7. 興味の対象が毎年のように変わる。
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  8. 私は勤勉だ。絶対にあきらめない。
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  9. アイディアやプロジェクトに夢中になっても、すぐに興味を失ってしまったことがある。
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  10. 重要な課題を克服するために、挫折を乗り越えた経験がある。
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる

 

いかがでしたか?

少しニュアンスが違う気がしますよね(笑)

 

しかし、こちらのグリット診断尺度は科学的な実証がされていないんです・・

ですので、このグリット診断尺度が

本当に英語で作成されたオリジナル版と同じような効果を持っているかどうか、

若干の不安が残ります。

 

ということで、

本当にあなたのグリットを診断したいと思った時は、

竹橋他 (2019) を使うことをオススメします!

 

短縮版グリット診断尺度


さて、

先ほど説明したように、世界で初めてのグリット診断尺度は、

ダックワース博士によって2007年に作成されました。

 

ですがこのグリット診断はその後、ダックワース博士自身によって、

2009年に8項目のものに改良されています。

 

この短縮版のグリット診断尺度は、

2007年に作成された12項目のオリジナル版をベースに、

8項目が抽出されたものです。

 

下記に英語版と日本語版を両方記載しておきます。

まずは英語版から↓

ダックワース博士が2009年に改良した短縮版グリット診断(論文に記載されている順)

情熱(興味の一貫性)
グリットのポイント:(5) 全く当てはまらない〜 (1) 非常に当てはまる

  1. I often set a goal but later choose to pursue a different one. 
    (5) Not at all like me
    (4) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (2) Mostly like me
    (1) Very much like me
  2. I have been obsessed with a certain idea or project for a short time but later lost interest. 
    (5) Not at all like me
    (4) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (2) Mostly like me
    (1) Very much like me
  3. I have difficulty maintaining my focus on projects that take more than a few months to complete. 
    (5) Not at all like me
    (4) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (2) Mostly like me
    (1) Very much like me
  4. New ideas and new projects sometimes distract me from previous ones. 
    (5) Not at all like me
    (4) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (2) Mostly like me
    (1) Very much like me

粘り強さ(努力の粘り強さ)
グリットのポイント:(1) 全く当てはまらない〜 (5) 非常に当てはまる

  1. I finish whatever I begin. 
    (1) Not at all like me
    (2) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (4) Mostly like me
    (5) Very much like me
  2. Setbacks don’t discourage me. 
    (1) Not at all like me
    (2) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (4) Mostly like me
    (5) Very much like me
  3. I am diligent. 
    (1) Not at all like me
    (2) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (4) Mostly like me
    (5) Very much like me
  4. I am a hard worker. 
    (1) Not at all like me
    (2) Not much like me
    (3) Somewhat like me
    (4) Mostly like me
    (5) Very much like me

 

続いて日本語版↓

短縮版グリット診断の日本語訳(訳には竹橋他(2019)を使用)

情熱(興味の一貫性)

  1. 目標を決めても、後から変えてしまうことがよくある
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  2. 新しいアイディアや計画によって、それまで取り組んでいたことから注意がそれることがある
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  3. あるアイディアや計画に一時的に夢中になっても、あとで興味を失うことがある
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  4. 数ヶ月以上かかるような計画に集中して取り組み続けることは難しい
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる

粘り強さ(努力の粘り強さ)

  1. 始めたことは、どんなことでも最後までやりとげる
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  2. 困難があっても、私はやる気を失わない
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  3. 私は精魂傾けてものごとに取り組む
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  4. 私は頑張り屋だ
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる

 

いかがでしたか?

この短縮版グリット診断が作成されて以降は、

ダックワース博士の研究でもこちらが頻繁に使用されています。

 

短いので手間が少し省けるっていうのも利点ですが、

実はこちらの短縮版の方が尺度としての正当性や妥当性は高かったりもするんです。

意外ですよね。

 

さて、ここまで一般的なグリットの診断方法についてまとめてきました。

ただ、こいつらには欠点もあるんです。

それはいったい何でしょう??

 

 

より客観的なグリットの診断方法


上記に書いたグリットの診断方法には、重大な欠点があるということですが、

それがなにかというと

 

・・・

 

信用ならん!!!

 

・・・

 

ということなんです。

 

・・・

 

いきなり何やねん。

という感じかもしれませんね(笑)

 

要するに、ここまで紹介してきたグリット診断尺度は全部自己回答のものなんです。

ですから、

自分にはどのくらいグリットがあるのか、

自分のやり抜く力はどのくらいなのか、

これを自分で回答していくものなんですね。

 

どう思いますか(笑)

 

 

「私は頑張り屋だ」→非常に当てはまる

 

 

と自己評価する人のことを信じることができるかどうかということなんですね。

ちょっと怪しいと思いませんか?

 

当然こういった問題は、科学の世界でも指摘されています。

ですから、できるだけ客観的な視点からグリットを診断できないかということで、

これまでも検討されてきました。

 

客観的なグリットの測定として、ダックワース博士が興味深い研究をしているので少し紹介します。

 

過去の経験を客観的に評価してグリットを診断する


ダックワース博士が2014年に、アメリカの新人教師を対象に行った研究があります。

その研究では、新人教師の仕事の業績とグリットの関連性が調査されました。

調査では、新人教師の採用過程でグリットの診断が行われたのですが、

やはりグリットをアンケート形式で診断してしまうと

調査対象者が嘘をついてしまうかもしれません。

 

特に大事な採用面接の場です。

いやでもバイアスがかかってしまいますよね。

 

そこでダックワース博士は、新人教師たちの過去の経験や実績をもとに、

グリットを診断する試みに出ました。

このグリット診断では7段階でグリットの測定が行われたのですが、とても画期的な方法なんです。

流れは以下のように行われました。

 

  1. まず、訓練されたグリット診断士を2名準備しました。
  2. そして、新人教師たちの履歴書などを元に、過去の経験を調べます。
  3. その中で、2年以上取り組み続けた活動がある場合には1ポイント付けました。
  4. もしその2年以上の活動のなかで優れた成果を上げていればプラス1ポイントを与え、
  5. さらに目覚ましい成果を上げていた場合にはもう1ポイント与えました。すると、(0) 2年以上の活動なし ~ (3) 2年以上の活動中で特に目覚ましい成果を上げたというようにポイントが振り分けられます。
  6. そして、もし2年以上続けた取り組みが2つ以上見受けられた場合には、
    2つ目の活動に対してもグリット診断をしました。

こうして、

(0) 2年以上の活動なし ~ (6) 2年以上の活動中で特に目覚ましい成果を上げたものが2つ以上

というように7段階でグリットの得点を付けたのです。

 

この研究では、このようにしてグリット診断が行われたのち、実際に採用された新人教師の動向を追跡しました。

その結果、採用時にグリットが高い新人教師は、その後も離職する確率が低く生徒の成績アップにもより貢献することが明らかになりました。

 

面白いですよね^^

 

こうしてグリットは客観的に測定することもできそうだ、

ということが示唆されたわけです。

 

しかし、この診断方法は結構手間がかかりますね。

中々やりづらい・・

というわけで今のところ、

グリットの診断には自己回答式のアンケートに頼らざるを得ない状況が続いています。

 

ひろあき作成のグリット診断尺度


さて、

グリットの診断に客観性を加えたい!

ということが科学の世界では言われているのですが、

それを受けて独自にグリット診断をアレンジした奴がいます。

 

誰でしょう??

 

はい。私です(笑)

 

大学でグリットの研究に没頭していた僕は、

自分の研究ではオリジナルのグリット診断尺度を作成して調査を行っていました。

これはオリジナルのグリット診断をベースに、

「私は周囲から〜と思われている」

というニュアンスにアレンジたものです。

 

例えば、

「私は頑張り屋だ」と

「周囲は私の事を頑張り屋だと思っている」では

受け取り方が違いますよね。

 

僕の研究では日本人学生408人を対象に調査を行いましたが、

統計処理の結果、こちらのグリット診断も有効なものであるという結果が出ました。

ちなみに僕の論文については、現在学会誌に投稿準備中です。

 

はい。謎のマウントトークはこの辺にしておいて、

以下が客観的な評価を加えたひろあき流グリット診断です。

ちょっと取り組んでみてもらえたらなと思います。

加藤、小川(in press)が作成したグリット診断(論文に記載されている順)

粘り強さ(努力の粘り強さ)

  1. 私は周囲から、重要な試練に打ち勝つため、困難を乗り越えてきたと思われている
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  2. 周囲は私の事を頑張り屋だと思っている
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  3. 私は周囲から、始めたことは、どんなことでも最後までやりとげると思われている
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  4. 周囲は私の事を、数年にわたる努力を要する目標を達成したことがあると思っている
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  5. 私は周囲から、精魂傾けてものごとに取り組むと思われている
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる
  6. 困難があっても、私はやる気を失わないと周りから思われている
    (1) 全く当てはまらない
    (2) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (4) かなり当てはまる
    (5) 非常に当てはまる

情熱(興味の一貫性)

  1. 周囲は私の事を、新しいアイディアや計画によって、それまで取り組んでいたことから注意がそれることがあると思っている
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  2. 周囲は私の興味は年々変わると思っている
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  3. 私は周囲から、あるアイディアや計画に一時的に夢中になっても、あとで興味を失うことがあると思われている
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  4. 私は周囲から、目標を決めても、後から変えてしまうことがよくあると思われている
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  5. 周囲は、私が数ヶ月以上かかるような計画に集中して取り組み続けることは難しいと思っている
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる
  6. 私は数ヶ月ごとに新しい活動への興味がわいてくると周りから思われている
    (5) 全く当てはまらない
    (4) 当てはまらない
    (3) やや当てはまる
    (2) かなり当てはまる
    (1) 非常に当てはまる

 

どうですか?

オリジナル版のものと比べて、グリットの値が変わったのではないでしょうか?^^

 

 

あなたのグリットは変化する


最後になります。

まず、下記の表をみてください。

「グリット」アンジェラ・ダックワース(2016)より

 

あなたのグリットは、この表でいうとどこに位置していましたか?

僕のグリットは4.6です。

なので大体上位93%くらいになるのかな、という感じですね。

 

ちなみにですが、今回お伝えしてきたグリット診断で分かるのは、

今現在の、あなたのグリットです。

グリットは経験とともに変化しうるものであるということは、

科学的にも実証されています。

ですから、今現在のあなたのグリットが高かろうと低かろうと、何も一喜一憂する必要はありません。

また、グリットが高いのと人間的に素晴らしいことは別です。

ぜひ公平な視点で解釈していただければと思います。

 

脳科学でもグリットは証明されつつある!?


先日RIZAP ENGLISH主催のセミナーに参加したのですが、

そこで驚愕の事実を知りました。

どうやらグリットも脳科学的な観点から解明されつつある動きがあるようです。

脳内の「前頭極」という部分がやり抜く力を司っているようで、

そこが発達している人ほどグリットも高いんだとか・・

 

ただ正直にいうと、そのセミナーを聞く限りでは、やや科学的な説明としては弱いように感じてしまいました。

とはいえこれからさらに科学が進歩していけば、グリットが脳科学や量子力学の世界でも解明されてくる時代がくるのかな〜なんて・・

興奮しますね(笑)

 

グリットは養うことができる


グリットは養うことができます。

これはダックワース博士も主張しているところですし、

僕の研究でも示唆してきたものです。

脳科学的な知見から行っても、

やり抜く力、すなわちグリットは養うことができると言われています。

 

ちなみにあなたは、どうすればグリットを養うことができると思いますか?

 

手法はたくさんあります。

ただ僕が考えるグリットを高めるうえで最も効果が高いのは何かというと、

 

何かをやり抜いてみることです。

 

逆説的ですが、何かをやり抜くことでやり抜く力は発達します。

常に決めた事を最後までやり抜くことの積み重ねによって、

大きな目標に対しても達成するまでやり抜く力が備わってくるということは、

脳科学的な知見から見ても、

グリット研究の知見から見ても、

ある程度説得力がありそうです。

 

あなたも、まずは小さなことから、やり抜いてみませんか?

 

さてさて、今回は以上でっす♪

あなたのグリット向上に少しでも役立てれば幸いです。

測定していただいたグリットは、コメント欄などでシェアしていただけると幸いです^^

 

今日もありがとうございました!!

 

そんなわけで、

たくあんでも食べに行きます。

次回をお楽しみに〜〜

 

最後に


いかがでしたでしょうか。

学ぶでこと、やり抜くことで、あなたの人生は大きく輝き出します

ムリに頑張らなくても、大丈夫です。

まずは自分が踏み出せる小さな一歩から

あなたがびっくりするような、衝撃の結末が、待っているんじゃないかな。

質問や感想などをコメントでシェアしていただけますと幸いです。

日本人として世界にはばたく人材が増え、グローバル競争の激化が進む現代社会においても日本が高いプレゼンスを発揮できるよう私も全力を尽くします。いずれは世界が一つになり、平和で豊かな社会になるような一助となれば幸いです。

 

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