TOEIC900点でもコーヒー1杯の注文も出来ない。
TOEIC900点を超え意気揚々とアメリカにいっても、
「アレ、全然何言ってるか分からない・・」
と戸惑う人は実はたくさんいます。
スーパーのレジでお支払いをする時も、レジ係の人が何を言っているのか分からない。
スタバでコーヒーを頼む時も、レジ係の言葉が聞き取れないし、自分の注文が伝わらず頼んでないものが出てくる。
こういうことってよくあります。
本当は
“Would you like a bag?(袋はご入り用ですか?)”
“is it to-go?(お持ち帰りですか?)”
という程度のことしか聞かれていないのに・・
「せっかく一生懸命勉強してきたのに、実戦では全く通用しないじゃないか・・」
このような現実に直面する人も多いでしょう。
それでは、TOEICの学習は必要ないのでしょうか。
あなたの英語力を高める上では、別の学習法を模索した方がいいのでしょうか?
おはようございます!
かちゅー🐭です!!
今日も最高にワクワクする一日が始まりました。
今日は、英語学習におけるTOEIC学習の意味についてあなたにお伝えします!
「TOEICが出来ても英語ができない」はホント
先にちょっと残念なお知らせからさせて貰うと、
たとえTOEICの点数が高かったとしても、あなたは英語ペラペラになれる訳ではありません。
冒頭でもお伝えした通り、TOEICで高い点数を獲得していても、
ごく普通の日常会話で苦戦してしまうケースは珍しくありません。
映画やドラマはかなり難関
さらにテレビを見たり映画を見たりしても、理解するのはかなりハードルが高いです。
私の場合、アメリカに渡って半年が経った時に初めて映画を見ましたが、40%くらいしか理解できなかったです。
もちろん取り扱われている内容によって理解できる度合いは変わります。
ただTOEICで900点以上を保有する人でも、現地人が本当に話している英語を理解するのはなかなか難しいというのは事実です。
本を読んでも辞書ひきまくりでウンザリ・・
TOEICの文章はスラスラと読めるようになり、
「ヨシ、これなら洋書に挑戦しても読めるだろう!」
と思って本を購入しても、一文読むたびに辞書を2回3回と引く羽目になり、永遠に読み進まない・・
というのもよくあることです。
TOEICでは日常会話やビジネスの場面で広く一般的に使われている英語が出題されます。
しかし本や新聞ではより専門性の高い内容が扱われています。
したがってどうしても単語や文法表現の難易度は高まるのです。
さらに著者によってはわざわざ難しい表現を頻繁に使用する人もいます。
非常に深い教養を感じるところですが、読みづらいです。
いざ現地人と話してみたらお口モゴモゴ状態・・
レストランに行った際や車をレンタルする際にいざ現地人とお話をしてみても、結構テンパります。
簡単な英語でもネイティブの発音はTOEICの時のようにゆっくりはっきりとは喋ってくれないので、何言ってるか分かりません。
相手が何を話しているのか理解できないと、焦ります。
すると、簡単な英語でさえ話せなくなるんですね。
脳内が英語を話すことに対する不安と恐怖でいっぱいになってしまうのです・・
ここまで、ちょっと暗いお話をあえて並べてみました。
ただ私は、それでもTOEICを通じた英語学習は大変意味のあるものだと思っております!!
TOEIC学習はとてもいい勉強方法だと思う
TOEICの学習だけでは不十分であるということは、上記の例から見ても明らかです。
あなたにも、その辺りはご理解頂けたのではないかと思います。
しかし、それでもTOEICはあなたの英語力を比較的短期間で引き上げてくれます。
私がTOEICの学習をおすすめする理由を以下に記載しました。
✔︎学習設計がしやすい
まず1番の理由は、TOEICであれば学習設計がとてもしやすいということが言えます。
TOEIC対策のノウハウは巷に山ほどありますし、目標の点数を達成するための戦略を立てることが可能です。
(あわせて読みたい→【TOEIC】スコアアップに直結する必勝戦略の立て方)
必要な勉強時間、単語数、学習方法などを計算しやすいのです。
また、TOEICでは模試もたくさんありますから、沢山受験することで自分のレベルがすぐに分かります。
ですからこまめに学習成果の進捗を確認しながら学習を進めることができるのです。
テスト形式ですから、受験すれば嫌でも脳がフル回転します。
テストを学習過程に取り入れることで勉強効率が高まるということは科学的にも証明されています。
結果的に効率の高い学習につながってくるのです。
✔︎TOEICで使用される表現は現地でもよく登場する
私はロサンゼルスにて1年以上働いていた経験があります。
日常生活をしていても、仕事をしていても、TOEICで勉強した表現や形式は毎日のように目にしました。
メールを書く時や、電話をする時も、TOEICをしていたおかげでスムーズに対応することができました。
最初のうちはネイティブの発音やスピードについていけなくなる事もありますが、
TOEICで土台ができてしまっていれば慣れるのが早いですし、英語力の伸び率も高くなります。
TOEICでは実際に使える英語を学ぶことができますし、難易度もそこまで高くないテストです。
私たち日本人が着手するには丁度いい英語学習方法だといえるでしょう。
✔︎企業の昇進や就職活動にも役立つ
周知の通り、TOEICの点数を就職活動などで基準にしている企業も珍しくありません。
TOEICの点数によってあなたのキャリアアップのスピードが早まったり、給料が上がったりします。
そんなに悪いことじゃないですよね?
特に海外志向のある方にとっては、TOEICのスコアによって海外に行けるチャンスが広がったります。
長い目で見ても、まずはTOEICで地盤を固めるというのは、悪くない選択肢だと思いますよ!
なぜTOEICだけだと不十分なのか
答えはシンプルです。
英語を知っているのと使えるのとは別だからです。
インプットとアウトプットという概念があります。
あなたは、一度インプットできたことは100%アウトプットできるようになりますか?
なるとしたら相当な鬼才だと思います。
多くの人は、一度知識として習得したものをその後の練習によって自分の技術にしていきます。
英語も同じなんです!!
TOEICで身に付けた英語の知識を、実際に使えるようになるためには、練習が必要です。
TOEICのスコアは英語力の原石
TOEICは、あなたの英語力の土台を作ってくれます。
TOEICのスコアが高いということは、あなたがそれだけ高いレベルの英語力を保有しているポテンシャルがあることを意味しています。
正し、せっかくの原石も磨かないと使えるようにはなりません。
いいスコアをとることができたら、それと同時に実際に使ってみることが大事です。
それも本当なら、ネイティブスピーカーとのコミュニケーションを通じて行うのが一番良いでしょう。
それで初めてあなたの英語学習は真に身を結ぶことになります。
とはいえ、原石の質はTOIECを通じて確実に上がります。
特に日本で英語学習を進めたいと思われている方は、TOEICを通じて自分の英語力の土台を広げることをお勧めします!
インプットをしないとアウトプットはできない
第二言語習得研究においては、
「インプットをしないとアウトプットできない」
という原則があります。
知らない言葉は話せないし書けないということです。
当たり前ですよね(笑)
まずはコツコツとインプットするところから始めてみてください。
英語の勉強って本当に楽しいです。
あなたも英語学習を思いっきり楽しんでくださいね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
学ぶって最高に楽しいですよね!
学ぶでことで、あなたの人生は大きく輝き出します。
頑張らなくても、大丈夫です。
まずは自分が踏み出せる小さな一歩から。
あなたがびっくりするような、衝撃の結末が、待っていますよ!
質問や感想などをコメントでシェアしていただけますと幸いです。
日本人として世界にはばたく人材が増え、グローバル競争の激化が進む現代社会においても日本が高いプレゼンスを発揮できるよう私も全力を尽くします。いずれは世界が一つになり、平和で豊かな社会になるような一助となれば幸いです。
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