【瞑想をしても寝ちゃうあなたへ!!】マインドフルネス「正しい坐禅の呼吸法」

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この単純な修行を毎日続けていれば、あなたは素晴らしいパワーを得ることができます。それを獲得する前は、何やら素晴らしいもののようですが、いざあなたがそれを獲得すれば、何も特別なことはありません。

If you continue this simple practice every day, you will obtain some wonderful power, before you attain it, it is something wonderful, but after you attain it, it is nothing special.

鈴木俊隆(Zen Mind, Beginner’s Mind, 1970)

 

こんにちは。

かちゅー🐭です!

素晴らしい1日が今日も始まっております!

今日も笑顔で健康に、気張っていきましょう!

ヨシっ!!

今日、あなたにお届けするのは正しい坐禅の呼吸法です。

正しい形でやらないと瞑想の効果はない!


前回のブログでは、坐禅による瞑想がもたらす多大な効果についてお伝えしました。

瞑想はあなたの人生を変える素晴らしいものですが、

しかしそれも、あなたが正しいやり方で瞑想を行っていることが前提になります。

正しい坐禅の組み方についてはこちらのブログで解説しております。

実際にアメリカでも、瞑想ブームに乗じてたくさんの人が日課として取り組んているのですが、効果を実感できないと感じている人も少なくありません。

先週アメリカ人の友達と話していた時も、同様のことを話していました。

自分が瞑想をやっても効果を感じたことがないし、ヨガ教室などで瞑想をしても、居眠りしている人が多いと言っていました(笑)

当たり前ですが、

目をつむってボーッとしているだけでは寝てしまうに決まっています!!

瞑想はただ座って何もしなければ完了するものではありません。

いや、厳密に言えば完了しそうですが、その「何もしない」という状態を作るのが非常に難しいのです。

正しい坐禅を行うためには、そのための所作や考え方をきちんと抑えておく必要があるので、

あなたも是非、取り入れてみてくださいね!

それでは、本題に入っていきますよ〜〜!!

坐禅で気をつけるべき2つのこと


今回からは坐禅の作法や考え方などについて、いくつかの記事に分けて書いていきます。

まずは正しい坐禅を行う上で絶対に抑えていなければならない要素である、「姿勢」と「呼吸」についてお伝えします。

 

姿勢


鈴木老師は、坐禅において最も重要なものが、姿勢であると述べています。

坐禅による瞑想をするときの正しい姿勢は、以下のような意識で作ってください。

①背筋を真っ直ぐに伸ばします
②この時、耳と方が同じラインの上に乗っかっているようにします
③肩の力を抜き、後頭部を天井に向かって押上げます
④顎をひきます
⑤横隔膜を下腹部に向かって下げるようにします

この時、もし顎が上がっている状態になったら、姿勢から強さが失われるので注意しましょう。

するとたちまち眠気が襲ってきてしまい、あなたは夢の中へといざなわれてしまいます・・

また、⑤でしっかりと下腹部が締まった状態になると姿勢が強く保たれるようになります。

最初は窮屈に感じるかもしれませんが、慣れてくるとより深い呼吸が可能になってきます。


この姿勢ができているかどうかで、あなたの瞑想の質が95%以上決まってしまうと言っても過言ではないかもしれません。

そのくらい、正しい姿勢を保てるかどうかがあなたの精神統一にとって重要なのです。

 

呼吸


続いて正しい呼吸法についてです。

瞑想とは全ての雑念を取り払って人間が行う最も自然な動きである呼吸に意識を集中させる行為ですので、

正しい呼吸法を知ることも大切です。

呼吸に意識をさせることは割と簡単にできます。

以下のような意識で呼吸をするとうまく集中できますので、試してみてください。

①正しい姿勢をとったら目をつむります
②ゆっくりと鼻呼吸をします
③鼻から空気が入ってくるのを感じます
④空気が鼻から出ていくのを感じます
⑤そのまま空気が体に入っては抜け、入っては抜けていくことに意識を集中させます

これだけです。

どうでしたか?うまくできた感じがしたでしょうか?

ここで大事なことは、無理に呼吸をしようとしてはいけない

ということです。

呼吸を通じて空気が自然に流れていくのを感じるだけで大丈夫です。

そこには、自我も心も体も空間もありません。

全てが一つとなってただただ呼吸だけがあります。

この全てが一体となった感覚というのが、坐禅における極意といえるでしょう。

 

禅のコア概念「二つではないということ」


「正しい形で坐禅ができた時、全てが一体となる」

と述べました。

よくわからないですよね(笑)

ただ、実はこれが本当に大切な価値観なんです。

簡単にまとめていきますね。

 

現代の基本的な考え方「二元論」


普段私たちは、何かの存在を知覚しています。

「私」がいて、「あなた」がいて、「世界」があって・・

というように、そこには「有」と「無」が存在しています。

世の中には「善」もあれば、「悪」もありますし、大衆が認める善悪によって法律が設定されています。

もし法律が犯されれば、事実を洗い出して善悪に基づき、裁きが下されますよね。

これは非常に自然な考え方に思えますが、禅の世界では少し違った見方をするのです。

 

禅の考え方「一つであり、二つ」


私たちは物事を、二元的に考えてしまいますが、実際にはそれが真実ではない場合もあります。

すなわち、「有」と「無」のいずれかに当たるのではなく、「どちらでもあり、どちらでもない」というのが真実である場合です。

むしろ、私たちはあまり気づかないですが、実はそのようなパターンの方が多いのかもしれません。

そこには「善」もなければ、「悪」もありません。

「私」もなければ「世界」もありません。

鈴木老師の言葉を借りると、ただただ宇宙の動きがあるだけです。

坐禅を組んで瞑想する時は、この宇宙の動きをありのままに受け入れることが大切だといいます。

すると、何者にも惑わされない、真の自己を確立することができます。

何が起こっても、それを宇宙の動きだと捉えて、私たちはただ自分のなすべきことを成していくだけになるのです。

私たちは全てから自立していながらも、完全に全てに依存し調和します。

・・・

かなり深い悟りがひらかれたようなお話になりましたね(笑)

なんとなくイメージができたでしょうか?

 

最後に


いかがでしたでしょうか。

学ぶって最高に楽しいですよね!

学ぶでことで、あなたの人生は大きく輝き出します

頑張らなくても、大丈夫です。

まずは自分が踏み出せる小さな一歩から

あなたがびっくりするような、衝撃の結末が、待っていますよ!

質問や感想などをコメントでシェアしていただけますと幸いです。

日本人として世界にはばたく人材が増え、グローバル競争の激化が進む現代社会においても日本が高いプレゼンスを発揮できるよう私も全力を尽くします。いずれは世界が一つになり、平和で豊かな社会になるような一助となれば幸いです。

コメント

  1. […] 前回のブログでも、瞑想中に居眠りしないための正しい坐禅の姿勢や呼吸法についてはお伝えしました。 […]

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