おはようございます!
かちゅーです。
今日もあなたの人生がより輝くものになるよう、全力で書いていきます!
ああ、楽しい!!!
座禅が大流行中!
今日お伝えするのは、昨今世界中でブームを起こしている「禅 -ZEN-」についてです。
スティーブ・ジョブズが生前に精神修行として座禅による「瞑想(meditation)」を行っていたのは有名なお話ですね。
その後も、グーグルでは企業として取り組まれるようになるなどして、アメリカを中心に広まっていきました。
「マインドフルネス」という言葉は、あなたもよく耳にするのではないでしょうか?
これはすなわち、禅による瞑想によって精神を安定させる取り組みのことをさしているんです。
現在では西欧のセレブリティの多くが取り組んでいます。
ちなみにアメリカで座禅は大衆にもかなり広まっており、私も週末にビーチなどに行って見るとかなり多くの人がやっているのを見かけました。
ただ!!
です。
座禅をしていてる人に禅について尋ねたり、欧米発のベストセラー本などで禅について説明されているのを見ると、本来の禅の目的や作法から外れてしまっているものがちょっと多すぎます・・
むしろ根本的に誤解されている面もこれはありそうだなと・・
新しいやり方をすることでより効果的なベネフィットを得られるのならいいのですが、
実際のところは間違った解釈や作法で座禅をしているせいで効果を感じられず気休めで終わってしまったり、
中には座禅中に居眠りする人もいたり・・(笑)
ですので、これはかちゅーの出番だ!!
ということで、本来禅の目的とは何で、どんな心構えで、どのような作法をもって行うものなのか、
そもそも修行によって得られるものは何なのか、
全力でお伝えして参ります!
禅の極意
少し前置きが長くなってしまいました。
今日は最初ですので、禅の目的と作法をお伝えします。
明日以降はより詳しい情報をお届けしますので、楽しみにしていてくださいね!
✔︎ 〜100年前〜 禅を世界に広めた2人の「鈴木」
禅が西欧に広められたのは、1920年のことだと言われています。
今からちょうど100年前ですね。
100年前、鈴木大拙老師が初めてアメリカにも禅の概念を注ぎ入れました。
現在人々にひろく親しまれている禅の形が広まったのは、その後の鈴木俊隆さんが成した凄まじい尽力によるものです。
ですので、今回からお伝えする禅に関する内容は、鈴木俊隆老師による著書「ZEN MIND, BIGINNER’S MIND(1970)」を参考にして書いていきます。

鈴木俊隆「Zen Mind, Biginner’s Mind」(1970) 編集者:Trudy Dixon et al.
✔︎禅の目的
禅の目的は、一言でいうなら「初心」を常に忘れずに保つことであるとされています。
この「初心」こそが究極の奥義なのです。
何かに初めて取り組むとき、私たちは少し苦しみます。
上手くいくことが少なく、多くの失敗を重ねます。
この時の精神的負担は、修行が足りていないとなかなかに耐え難いものです。
しかしこのような時、あなたは必死に学ぶのではないでしょうか?
先のことや損得勘定、雑念などが取り払われた状態で、純粋無垢に全力を出せるのでは?
これこそが、禅が求める精神世界の極地です。
人は訓練や経験によって成熟し、能力が上がります。
しかし成熟していきながらも初心を保ち続けるのは至難の技です。
だんだんと自分の成功事例に固執するようになってしまうのが普通ですよね。
ただ、それだけに新しい可能が狭まっていると、鈴木老師はいいます。
初心者は未熟ではありますが、純粋無垢に全力で取り組んでいるため、無限の可能性が拓かれています。
禅の目的は、自分がいかなる立場に立とうととも、このひたむきな姿勢「初心」を保つことにあるのです。
✔︎座禅の作法
座禅にも本来の正しい作法があります。
まずはそのステップから。
-
座禅独特の姿勢「結跏趺坐(けっかふざ)」を組みます。
・左足を右ももの上に置き、右足を左ももの上においてください。
→これをすると二本の足が一つになります。この統一性が禅の概念においても非常に重要になります。
・できない人はどちらかの足を乗っけましょう。それも難しい場合はアグラをかきます。 -
背筋をピンと伸ばし、顎をひきます。
・真っ直ぐな姿勢を保つことが、座禅においては一番重要です。
→これをしないと雑念が入りやすくなります。眠気が襲います。
・地面に大して垂直・水平になるようにしましょう。 -
両手は「宇宙の印(cosmic mudra)」を結びます。
・右手の上に左手を置き、中指の第二関節を合わせます。
・親指の先をそっと合わせ、間に薄い紙を挟むようにします。
・宇宙の印はおへその下あたり、体の中心に置いておきましょう。 -
きちんと背筋を伸ばした状態で、目をつむり意識を呼吸に集中させます。
・雑念が出てきてもそのままにしておき、いずれなくなるのを待ちます。
・ただ、ひたすら呼吸に意識を集中させてください。
これを読んでいるあなたは日本人である可能性が高いので、察するところかと思いますが、一つ一つの作法には意味があります。
これに倣って行うのが、禅によって精神を研ぎ澄ますためには最も良い方法と言えます。
むしろ、この作法に習うことで、初めて「禅」と言えるのです。
これに則って行わなければ、眠気がおそってきたり集中できなかったりします。
必ず正しい作法で行ってくださいね。
今日は以上です!ありがとうございました。
次回は、「禅によって得られるもの」について、鈴木老師が伝承する①本来目指すものと、
趣旨はズレてしまいますが②科学的に証明されている効果をお伝えします。
今日も一日、あなたが最高の1日を過ごされることを願っています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
学ぶって最高に楽しいですよね!
学ぶでことで、あなたの人生は大きく輝き出します。
頑張らなくても、大丈夫です。
まずは自分が踏み出せる小さな一歩から。
あなたがびっくりするような、衝撃の結末が、待っていますよ!
質問や感想などをコメントでシェアしていただけますと幸いです。
日本人として世界にはばたく人材が増え、グローバル競争の激化が進む現代社会においても日本が高いプレゼンスを発揮できるよう私も全力を尽くします。いずれは世界が一つになり、平和で豊かな社会になるような一助となれば幸いです。
コメント
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座禅、5分やってみました。
呼吸に集中なかなか難しく、集中する前に5分経ってしまいました。
日常何もしないでいる時間を設けることがないので今は難しいけれど、習慣づけて行くうちに短時間に集中できるようになるかもしれないと思います。
朝の習慣として続けてみます。
ありがとうございます^^
難しいですよね☺️
ただ僕の場合は3日くらい続けたら違いが出始めました!すごく心と頭がすっきりします