やり抜く力トレーナーのひろあきです。
今回は、僕がハリウッド映画の取材をしていた経験を元に、見ただけでやり抜く力がグンと高まる映画を紹介していきます。
やり抜く力はストーリーや言葉によってインスパイアされる
感動的な物語やセリフ、スピーチによって人生が変わった経験を、あなたもしているかもしれません。
人は心を動かされたとき、大きなエネルギーを発揮します。
やり抜く力を構成する情熱と粘り強さも、ストーリーによって強化されます。
映画は、感性を磨いたり、勇気をもらったりする上でもとても有効です。
ぜひ、今回紹介する映画を通じてあなたのやり抜く力にもいい影響を与えられたらと思います。
やり抜く力を高める映画5選
それでは、僕がおすすめするやり抜く力を高める映画5選をご紹介します。
選ぶさいにあたっては、
やり抜く力にを表す情熱(思い)と粘り強さ(諦めない)という要素を重視してみました。
逆境から努力によって成功を勝ち取るストーリーはまさに強力です!
当事者のやり抜く力に焦点を置いたものだけでなく、
子供や弟子など、他人のやり抜く力を高めるところに焦点が置かれているものもあります。
何かヒントになること間違いなしです!
ルディ/涙のウィニング・ラン
やり抜く力を高める映画の第一号は文句なしでこの一本です!
1993年にアメリカで製作されたアメフト映画の代表作。
実在のアメフト選手、ルディ・ルティガーをモデルに作成された感動のノンフィクションです。
主人公のルディは、小柄で勉強も苦手なちょっとさえない少年として描かれています。
しかしアメフトへの熱い思いは誰にも負けない少年でした。
特に名門大学、ノートルダム大学アメフト部への熱狂ぶりは凄まじく、幼少の頃から思いを馳せていました。
しかし、勉強もアメフトも苦手なルディは、夢を一度諦めます。
そんなとき、ある事件をきっかけに再度夢に挑戦することを決意したルディは、死に物狂いの努力によって夢の実現へと、未来を切り開いていきます。
そしてついに、奇跡が起きるのです・・・
感動のフィナーレは見逃せません!!
上映当初はさほど反響を呼ばなかったそうですが、次第に人々の感動と共感を集め、今ではアメフト映画の金字塔になっています。
ルディの熱い生き様には多くの人が心を動かされることと思います。
諦めないルディ、いつも全力なルディは魅力たっぷりです!
まさしく「ザ・やり抜く力」と言える映画といえます。
コーチ・カーター
続いての映画は、バスケットボール監督カーターを描いた熱いお話です。
カーター役を務めたのは、スターウォーズでジェダイマスターのメイス・ウィンドゥ役をしていたサミュエル・L・ジャクソンということもあり、我々日本人にとっても親しみを持ちやすいのではないでしょうか。
こちらは、やり抜く力が凄まじい指導者のお話です。
カーターは落ちこぼれが集まるリッチモンド高校のバスケットボール部監督に就任します。
犯罪都市であるリッチモンドでは、治安がとても悪い状態で、世間からは冷たい目で見られていました。
実際に、カーターが就任した当初のバスケットボール部の子供達も、生きる活力を失い、グレてしまっています。
そこに入り込んだカーターは、厳しい練習と指導によってバスケットボールを叩き上げていくのです。
一見冷徹に見えるカーターの指導も、実は命がけで選手たちの人生を変えたいという愛情に溢れるものでした。
カーターのやり抜く力もさることながら、
カーターが選手たちに全力でぶつかっていくことで、子供たちもだんだんと輝きだす描写が実に美しく描かれています。
全力で応援してくれる人がいると、人のやり抜く力がこんなに高まるのかと、教えてくれる映画です。
幸せの隠れ場所
これは僕のお気に入り映画の一つです。
こちらも実話に基づいた感動のノンフィクションです。
サンドラ・ブロック演じるリーの愛情によって、人生のどん底にいた少年マイケルの人生が変わっていくストーリーです。
この映画も、一人の支援者リーによってマイケルの才能が開花していくというものです。
誰かのために頑張ると、やり抜く力が高まるということを教えてくれる映画だと思います。
リーの支援もそうですが、マイケルもまた、実に人のために尽くす優しさ溢れる人物として描かれています。
この映画はまた、アメリカ特有の人種差別を映し出してもいるので、見たらきっとたくさんのことを考えさせられるでしょう。
人として本当に美しいものはなんなのか、あらゆることを感じさせてくれる映画です。
夢の香り
こちらはアルパチーノ演じる元軍人のフランクが強烈なキャラクターを発揮している映画です。
この映画の主人公は、正直で優しい少年チャーリーと、盲目で人生に希望を失った元軍人フランクの二人ですが、
全く違う二人のぶつかり合いを通じて様々なことを考えさせてくれる映画です。
やり抜く力を高める映画として僕がこれを選んだのは、実はこの映画のストーリーによるものではありません。
物語のクライマックスでフランクが演説をするシーンがありますが、そのスピーチが実に強力で、やり抜く力を高めるものなため選びました。
チャーリーは名門高校に通う勤勉な生徒ですが、友達のイタズラをかばったことで逆に友達からハメられてしまい、退学の窮地に立たされます。
金銭的に裕福な友達は、高校への忖度もあって退学を免れようとしていますが、チャーリーにはそれができません。
そこでフランク中佐が逆転のスピーチをします。
アルパチーノの鬼気迫る演技には心震わされます。
是非、見てくださいね。
ステーブ・ジョブズ
言わずと知れたアップルの創設者、スティーブ・ジョブズの半生を描いた作品です。
ジョブズの情熱と粘り強さはまさにやり抜く力の象徴とも言えます。
この物語の中には、若干冷徹なジョブズの姿や、非人道的なところも描かれていますが、目標達成のためにひたむきに突き進む姿には感銘を受けます。
やり抜く力=すごい
では決してありませんが、目標を達成するための覚悟や決意、執着心を学べる映画です。
是非見てみてください。
やり抜く力を高める映画は実話が多い
ここまでみて気づいた方もいらっしゃるかと思いますが、やり抜く力を高めてくれる映画には実話がとても多いです。
過去の偉人たちの人生を描いたストーリーには、必ずそこに諦めなかった理由が隠されています。
僕が尊敬しているビジネスコンサルタントの方も、こんなことを教えてくれました。
「成功者から学ぶことは、いつもたった一つ。なぜ諦めなかったのか。それだけだよ。」
実話をもとに描かれた映画では、苦境に立たされていても諦めない姿が描かれることがほとんどです。
そこから学ぶものの価値は無限大。
逆に、ファンタジー系のお話よりも実話の方が臨場感があって刺さりやすかったりもします。
また、大概の場合、フィクション作品では主人公が特別な血統の持ち主だったり、選ばれた子だったりしますが、
実話の場合は本当になんでもなかった人が苦難の末、栄光を掴み取る姿を見ることができます。
世の中、ドラマよりもドラマっぽいことが実はたくさん起きているものだなと感じますが、
是非、映画を通じてあなたのやり抜く力を高めていただければと思います。
俳優さんたちのやり抜く力にも注目
最後に、ちょっと映画のお話とは違った視点で書いていきます。
ハリウッド映画に出演する俳優さんたちにも注目していただけると、さらに深い学びや気づきが得られるということです。
俳優さんたちは、一本の映画を撮影するのに極端な減量や増量をしたり、音楽やスポーツなどの特訓を積んで取り組んでいます。
出演している皆さん、歌がうまいなとか、運動神経がすごいなとか、スタイル・体つきが凄まじいなと感じることが多いでしょう。
これらは基本的に、その映画の撮影に合わせて作り上げているものなんです。
もともと持ち合わせている体つきそのまま撮影することはほとんどありません。
例えば、2019年に話題を読んだJOKERという映画では、主人公を演じた俳優の体つきの変貌ぶりに驚嘆することと思います。
・この映画を撮影するにあたり、どれだけの準備をしたのだろう
・どれだけ苦しい特訓に耐えてきたのだろう
・この映画に出演するプレッシャーはどれほどのものだろう
といった視点を持って映画を見てみると、製作者側のやり抜く力を伺うことができます。
また映画の楽しみ方も深くなるので、是非試してみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
本ブログがあなたの人生に少しでもお役立ちできれば幸いです。
近年グローバル化が進み、人生で大切な資源として「人・モノ・金・情報」が挙げられています。
最新の情報・最先端の情報を手に入れるための最強のツールこそが、
語学力
です。
世界では我々日本人が想像だにしないイノベーションの連鎖が起きています。
これからも未来永劫、日本が繁栄を続けていくためにも、国際標準で優れた人材の輩出は急務です。
微力ながら、私も未来を切り開く人材の一人として尽力して参ります。
質問や感想などをコメントでシェアしていただけますと幸いです。
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